2017.12.23
2017.12.30
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日本三名鐘の場所(どこ)や行き方(アクセス)を調査!観光スポットも!


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こんにちは、くまごろうです!

 

皆さんは、

日本三名鐘をご存知でしょうか?

 

これは完全に口頭伝承と言うかたちで、

何か文書になっているのではないようですが、

一つの形としては、

  • 平等院(京都)
  • 三井寺(滋賀)
  • 神護寺(京都)

という説がありますし、もうひとつ、

  • 平等院(京都)
  • 三井寺(滋賀)
  • 東大寺(奈良)

という説があります!

 

違いは、東大寺(奈良)と神護寺(京都)

のどっちが入っているかだけ(笑)

 

気になっちゃう方は

両方言っちゃうのも手ですね!

 

そこで、こちらでは、

日本三名鐘(実際は4つ)について

  • 来歴・由来はどうなっている?
  • 場所・アクセス方法や開館時間は?
  • 拝観料(料金)は?

について調査していきます!

 

また、この記事の後半では、

「声(音)の三井寺(園城寺)」

の希少な鐘音の動画がありますので

ぜひ合わせてご覧になってください!

 

[quads id=1]

 

では早速ですが、

平等院、三井寺、東大寺、神護寺

という順番にご紹介していきますが、

特に順番は意味はありません(笑)

 

姿(形)の平等院(宇治平等院)

 

さて、早速ご紹介していきます!

まずは宇治平等院ですね!

 

宇治平等院自体をご存じの方は

たくさんいらっしゃいますが、

梵鐘(ぼんしょう)が日本三名鐘だと思って

環境している人は少ないんじゃないでしょうか?

 

来歴や由来は?

 

宇治平等院の梵鐘は、

平等院鳳凰堂(10円玉の裏の絵)

と同じ頃に鋳造されたとされています!

 

平等院鳳凰堂がお寺として

正式に認識されたのは藤原頼通からで

永承7年(1052年)と言われています。

 

なので、藤原頼通が命令して

作らせた可能性もありますね。

 

なので、ほぼ同時期に現在の梵鐘が

作られているとすれば、

965年経過していますね!

 

それくらい歴史的な梵鐘なんですね!

 

しかも、平等院の梵鐘は

「姿(形)の平等院」

と古来から言われているらしく

 

その字の通り、

姿が美しいということでしょうね!

 

ただ、注意が必要なのは、

現在釣り下げられている梵鐘は

複製だということです!

 

オリジナルは、

平等院ミュージアム「鳳翔館」にありますので

ぜひ入館してみてくださいね!

 

場所・アクセスや営業時間について

 

では平等院鳳凰堂の場所やアクセスについて

整理していきましょう。

最も手頃に行くのであれば

京阪線宇治駅から徒歩9分です!

周辺の散策含めて歩くのも風情ありますよ!

 

ただ、営業時間には注意です!

庭園
開門 午前8:30 閉門 午後5:30
※受付終了 午後5:15 〉2017年秋 夜間特別拝観について

平等院ミュージアム鳳翔館
開館 午前9:00 閉館 午後5:00
※受付終了 午後4:45

鳳凰堂内部
受付 午前9:10~午後4:10
午前9:30より拝観開始、以後20分毎に1回50名様
内部拝観希望者が多数の場合は最終受付以前に終了する場合もございます。ご了承下さい。 
※法要・行事等により、内部拝観をお休みすることがございます

出典:http://www.byodoin.or.jp/ja/guide.html

となっておりますので、

もし午後に行こうと考えている方は

内部の観覧含めて早めに行くようにしてくださいね!

 

特に鳳凰堂は締切が早いのと、

人数制限がされていますから、

行ったけど入れない!

という事態にならないように注意が必要です!

 

結構全部見ると時間かかりますので!

 

拝観料(料金)は?

 

では内部に入ったり、

オリジナルの梵鐘を見るには

いくらかかるんでしょうか?

 

出典:http://www.byodoin.or.jp/ja/guide.html

料金は上記のとおりですね!

 

特に注意なのは、鳳凰堂内部を見る場合は、

別途お一人300円かかるという点ですね。

 

基本的には1000円持っていけば足りますね!

 

平等院梵鐘まとめ

 

とにかくオリジナルは

中(鳳翔館)にあるということと

開館時間や人数制限もあるので

時間には注意して行ってみてください!

声(音)の三井寺(園城寺)

 

さて、次に声(音)の三井寺(園城寺)

を見ていきましょう!

 

というより、

三井寺とか知らなかったです(笑)

 

修学旅行でも滋賀県とか

ルート入ってませんでしたしね。

 

来歴や由来は?

 

三井寺は正式には「園城寺(おんじょうじ)」

というそうです。

天台寺門宗の総本山です。

 

天台寺門宗って、天台宗のこと?

と無知だったので調べてみると

 

天台寺門宗は最澄(天台宗開祖)の

お弟子さんである円珍さんという方が

立ち上げた宗派のようです。

 

要するに延暦寺の本流派との意見の違いから

分派したということです。

 

ただ、そもそも三井寺のある大津は

日本の歴史でもわずか5年間だけ

都が置かれていたんですね!

 

近江大津京ということで、667年に

天智天皇が飛鳥(奈良)から遷都したんですが、

すぐに天智天皇はなくなってしまい、

 

日本史にも出てくる壬申の乱が勃発し、

わずか5年で飛鳥に再遷都されています。

 

東京や北海道にいると都とか意識しませんが

京都や奈良の周辺は歴史があるので、

大変なんですね(汗)

 

で、三井寺にある梵鐘は、

「三井の晩鐘」と言われており、

鋳造は1602年と言われています。

 

平等院の梵鐘に比べれば、

歴史は比較的浅いようですが、

それでも製造400年ですからすごいですね。

 

場所・アクセスや営業時間について

・京阪石山坂本線
三井寺駅より徒歩10分
別所駅より徒歩12分

・JR東海道本線(琵琶湖線)大津駅
→京阪バス三井寺下車すぐ

・JR湖西線大津京駅
→京阪バス三井寺下車すぐ

・名神高速道路
大津I.Cより湖岸道路経由約10分

・国道1号線より国道161号線経由約10分

出典:http://www.shiga-miidera.or.jp/guide/index.htm

 

京阪線三井寺駅から徒歩10分ということで

健康のためにも歩いて散策しながら

行くのもありでしょうね。

 

ただ、JR大津駅、大津京駅からバスで

手軽に行くのもありです。

 

周辺は寺院が集まっているので、

他の寺院を散策することでさらに

満足度も上がるのではないでしょうか。

 

また、営業時間については、

平等院とほぼ同じで

朝8時から夕方17時までとなります。

 

散策目安の時間は

1時間程度と言われていますので、

遅くとも15時半くらいには着きましょう(笑)

 

拝観料(料金)は?

 

入山料という形で料金が必要になります。

大人:600円(個人)/550円(団体)

中高生:300円(個人)/250円(団体)

小学生:200円(個人)/150円(団体)
※30名以上は団体扱いです。

出典:http://www.shiga-miidera.or.jp/guide/index.htm

 

また、車で来る方は駐車場代金が

普通車であれば500円かかります。

マイクロバス1500円

大型バスは2000円です。

 

三井寺(園城寺)梵鐘まとめ

 

三井寺の場合は

「音の三井寺」と言われているので、



ぜひ鐘が鳴らされるタイミングで

行くようにしましょう!

 

そのためには時間の余裕を持って行きましょう!

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「勢」の東大寺

 

さて、次からは伝承によって入れ替わりますが

間違いなく伝統のある梵鐘ですので

安心して観光してくださいね!

 

まずはお寺の王者とも言うべき

東大寺です(笑)

 

奈良の大仏や、奈良公園の鹿だったり

東大寺には楽しめるものがたくさん

ありますので、行ったことがある人は

多いのではないでしょうか。

 

でも、梵鐘に注目してたかというと・・・

 

と思いますので再度見ていきましょう!

 

来歴や由来は?

 

東大寺自体は奈良時代の聖武天皇が

立ち上げたものですが、

現在の梵鐘(東大寺では大鐘という)は

752年に鋳造されたとされています。

 

しかし、数々の天災などで破損をしましたが

そのたびに修理して最後に修理されたのは

1239年だそうです。

 

ということで、歴史の古さからすると

平等院の梵鐘よりも歴史がある

ということになりますでしょうか。

 

場所・アクセスや営業時間について

東大寺はかなり有名ですので

行ったことが有る方が多いかと思います。

 

ただ、梵鐘の場所は知らないと

迷うかもしれないので載せときますね。


東大寺へのアクセスは

JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分、または
近鉄奈良駅から徒歩約20分

出典:http://www.todaiji.or.jp/contents/access/

となります。

私も東大寺へ行ったときは夏でしたが

奈良駅から歩いていきました(笑)

 

まわりのお寺を散策しながらになり

結構楽しいですよ!

 

出典:http://www.todaiji.or.jp/contents/guidance/guidance1.html

 

ただ、拝観時間は注意が必要です!

なにせ東大寺は広いですし、

歴史的建造物が多いので1時間じゃ足りないかもですね。

 

余裕を持って2時間使うつもりで

早めに拝観することをオススメします!

 

拝観料(料金)は?

 

出典:http://www.todaiji.or.jp/contents/guidance/guidance1.html

基本的にはこの料金で見れると思います。

ただし、東大寺ミュージアムは別途500円ほどかかります。

 

と思ったら、2018年1月1日より料金が変わります(汗)

 

こちらが来年以降の料金です!

出典:http://www.todaiji.or.jp/contents/guidance/guidance2018.html

 

東大寺ミュージアムも別途600円になっていますね。

 

ちょっと上がりますが、

見る価値はありますのでぜひ拝観してみてください!

 

東大寺梵鐘まとめ

 

特に東大寺に関してはありません(笑)

結構広いので時間に余裕持って、

計画的に回るようにしてみてくださいね!

 

銘の神護寺

 

そして、最後は

「銘の神護寺」をご紹介します!

 

神護寺も日本史の教科書には出てこないんで

知らない人も多いかと思います。

 

実際に僕も知りませんでしたし、

以前京都観光した際は行ってません(汗)

 

ただ、歴史的には非常に重要なお寺で、

 

空海が東寺や高野山に行く前に

一時的に住んでいたり

 

最澄が法華経の講義をしたことがある

 

ということで、仏教界のツートップが

このお寺にゆかりがあるという

由緒あるお寺なんですね!

 

来歴や由来は?

 

梵鐘自体は875年に鋳造されています。

鐘の表面に鋳出された長文の銘文は、文人の橘広相が詞を、菅原是善(道真の父)が銘を作り、歌人で能書家でもあった藤原敏行が字を書いたもので、当代一流の文化人3人が関わっていることから、古来「三絶の鐘」と称されている。2階建ての鐘楼の楼上に架かっており、一般には公開されていない。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E8%AD%B7%E5%AF%BA

 

この引用を見るだけでも、

その凄さが伝わってきますね。

 

ということなんですが、

この梵鐘は現在見ることが出来ません。

 

常時非公開(汗)

 

残念ですが、

そのうち公開されるときを信じましょう・・・

 

場所・アクセスや営業時間について


今までの平等院、三井寺、東大寺に比べて

ハードルはめっちゃ上がります(笑)

 

公共交通機関を使う場合は、2パターンあります。

  1. JR京都駅、地下鉄烏丸線京都駅からJRバス「高雄・京北線」で約50分、「山城高雄」下車、徒歩約20分
  2. 阪急京都線烏丸駅、地下鉄烏丸線四条駅から市バス8号系統で約45分、「高雄」下車、徒歩約20分

出典:http://www.jingoji.or.jp/access.html

 

どちらにしても到着まで

1時間半は掛かりそうですね!

 

やはり空海も最澄も

人里離れた場所を好んだんですね!

 

仮に歩いたとしたら

3時間ですからね(笑)

 

拝観料(料金)は?

出典:http://www.jingoji.or.jp/

基本料は上記のとおりです。

 

その他に限定イベント的なことを

やっていますので、その参加費は

別途数百円かかりますのでご注意を!

 

神護寺梵鐘まとめ

 

残念ながら、歴史的梵鐘を見る機会が

生きているうちに来るのかどうか・・・

 

そう願って神護寺のホームページを

ちょこちょこ覗いておこうと思います!

 

ホームページはこちらです!

>>神護寺ホームページ<<

 

 

さて、お待たせしました!

「声(音)の三井寺(園城寺)」

の希少な鐘音の動画です!

ぜひ合わせてご覧になってください!

 


 

 

まとめ

 

さて、ここまで日本三名鐘である

  • 姿(形)の平等院
  • 声(音)の三井寺(園城寺)
  • 勢の東大寺
  • 銘の神護寺

と4つの梵鐘を見てきましたね!

 

いかがだったでしょうか?

 

お寺周りは本当に楽しいですよね!

ぜひ参考にして見てくださいね!

 

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