調べたい!

チケット転売(ヤフオク)で逮捕も!出品トラブルや違反を避ける方法!


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こんばんは、くまごろうです!

 

ここ最近ヤフオクやメルカリで転売目的で

チケット販売する人が増えてきたために

本来欲しい方に行き渡らない事態になってきています。

 

さらに最近ではプロ野球日本シリーズの

チケットが瞬時に完売し、その後すぐに

ヤフオクで7000枚以上が出品される事態に。

 

これを見て転売で利益出して羨ましい

と思うのか、

絶対に良くないことだと思うかで

あなたの人生は180度変わってきます。

 

というのも、実は

チケット転売することはダフ屋行為として

犯罪として逮捕されてしまう可能性が高いためです!

 

こちらでは、

について解説していきます。

 

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チケット転売とみなされて逮捕されないために気をつけるべきこと

 

それでは、早速ですが

チケット転売の何がいけないのか整理していきましょう。

 

ダブヤ行為とは?

 

あなたはコンサートやスポーツ観戦、演劇などを

見に行ったときに

『チケット買うよ~、チケットあるよ~』

と言っているおじさんをみたことありませんか?

 

僕はよく野球観戦に行くので東京ドームに行くと

かならずそんなオジサンがたくさん目にします。

 

SMAPや嵐などの

人気アーティストのコンサート会場にも

こういうオジサンはたくさんいます。

 

しかし、この行為は『ダフ屋行為』といい条例違反になっています。

条例とは以下のとおりです。

第2条(乗車券等の不当な売買行為(ダフヤ行為)の禁止)

1 何人も、乗車券、急行券、指定券、寝台券その他運送機関を利用し得る権利を証する物又は入場券、観覧券その他公共の娯楽施設を利用し得る権利を証する物(以下「乗車券等」という。)を不特定の者に転売し、又は不特定の者に転売する目的を有する者に交付するため、乗車券等を、道路、公園、広場、駅、空港、ふ頭、興行場その他の公共の場所(乗車券等を公衆に発売する場所を含む。以下「公共の場所」という。)又は汽車、電車、乗合自動車、船舶、航空機その他の公共の乗物(以下「公共の乗物」という。)において、買い、又はうろつき、人につきまとい、人に呼び掛け、ビラその他の文書図画を配り、若しくは公衆の列に加わつて買おうとしてはならない。

2 何人も、転売する目的で得た乗車券等を、公共の場所又は公共の乗物において、不特定の者に、売り、又はうろつき、人につきまとい、人に呼び掛け、ビラその他の文書図画を配り、若しくは乗車券等を展示して売ろうとしてはならない。

出典:http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/05/post-5214.php

 

要するに金券に当たるものを

転売目的で買った時点でダフ屋行為ですし、

転売してもダフ屋行為として逮捕されます。

 

これを知らずに他の一般商品と同じように

『プレミアム価格だから高くて当然!』

なんてズレたことを言ってはイケマセンよ!

 

大黒屋などのチケット業者との違い

 

次に思うのは、

大黒屋はチケット転売してんじゃん!

って思うかもしれません。

 

しかし、これも激しい勘違いです(汗)

 

大黒屋などは

古物商営業許可を警察から受けています。

 

そして、そもそも

チケット発行会社(ぴあなど)から

チケットを購入していません。

 

誰から買っているかというと、

そのチケットが不要となった個人や法人から

額面より安い価格で買っているのです。

 

要するに中古品という扱いなわけです。

 

その上で、

買い取ったチケットを額面以下で

販売しています。

 

なのでこんな方程式が成り立ちます。

 

買取価格<販売価格<額面

 

買い取ってもらった法人や個人は

チケット全額が損にならず、

8割から9割を現金化できるメリットがあります。

 

そして、大黒屋でチケットを買う人は

定価でチケットを買うよりは安く買える

メリットを享受できますよね。

 

そして、大黒屋は販売価格と買取価格の差額を

利益として得ることができるわけです。

 

当然ながら誰も損をしません。

 

しかし、ダフ屋行為の場合は、

購入価格=額面<販売価格

となり、オークションでそのチケットを

買った人が一方的に損失を負うことになります。

 

この事態は明らかに誰かに



不当に不利益を押し付けることになり

全国の自治体の条例に上記のように

禁止行為として定めているわけです。

 

わかりますよね?

 

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チケットを誰かに譲るときに気をつけるべきこと

 

さて、もしあなたが不要なチケットを

オークションなどで販売したい場合は

どうしたらよいでしょうか?

 

これは起こりうるケースですよね。

 

そもそもオークションが必要ですか?

 

でもその前に考えなければならないのは、

何でオークションで売らなければいかないのか?

ということを考えなくてはなりません。

 

別に先の事例のように

大黒屋に買い取ってもらえればいいじゃないですか?

 

多少損はするかもしれませんが、

その損はご自身がスケジュール管理できなかった罰として

受け入れていきましょう。

 

損をしたくない!という方であれば

顔見知りの会社の同僚や家族などに

額面で譲ればいいだけです。

 

こう考えるとヤフオクなどのオークションサイトで

チケットを売る理由というのが自然消滅します。

 

どうしてもヤフオクで譲りたい場合は?

 

ただ、以下のケースについては

ネットオークションを使う必要が出てきます。

 

こんな場合はヤフオクなどのオークションサイトで

必要な方に譲りましょう。

 

ただ、その際に気をつけることは以下のとおりです。

それぞれ解説しますね。

 

 

額面以上では販売しない

 

まずチケット転売はダフ屋行為なので、

転売自体で利益を発生させてはいけません。

 

必ず額面以下で販売することです。

 

1円出品と呼ばれる

競争入札方式を利用する場合は

『即決価格』を『額面』と同額にすることです。

 

1円でも額面を超えて販売した場合は、

ダフ屋行為と認定されて、いつ警察が来ても

おかしくない状態になりますので

本当に注意したほうがいいですよ。

 

 

手数料は自分持ち

 

ヤフオクにしてもメルカリにしても

システムを利用した際には

出品者に手数料支払を求められます。

 

だいたい8%~10%くらいです。

 

この手数料を落札者に払わせる方もいますが

これも額面以上を相手に請求することとなり

ダフ屋行為と認定される可能性が高いので

絶対に避けるべきです。

 

犯罪って『知らなかった』では済まされないです。

 

 

余裕を持って出品する

 

仮に額面以下で譲ることができても

チケット自体を落札者に期日までに

届けられなければ元も子もありません。

 

最悪落札金額を返金すればいいですが

相手が悪いと詐欺行為としてトラブルになり

運営者側に通報されて、

今後出品サイトを使えなくなる可能性もあります。

 

一週間以上余裕を持って

郵送時は宅急便などの追跡機能がある

配送方法で間違いなくお届けしましょう。

 

以上のようなことを気をつければ

運営側もそんな簡単には出品停止処分には

することはないでしょう。

 

ただ、機械的に停止処理を行い

個別に確認する可能性もありますので

絶対ではありません。

 

しかしながら、

これらのことを気をつけて

チケットを譲るのであれば運営者も含めて

気持ちよく取引ができるでしょう。

 

まとめ

 

さて、ここまで最近話題になっている

ヤフオクでのチケットの転売行為について

という点について詳しく整理してきました。

 

ご理解いただけましたでしょうか?

 

何度も言いますが、

『知らなかったで済まされない』ので、

十分注意していってくださいね!

 

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